手足のしびれ
-
皆さんは日頃、手足のシビレで困ってることはありませんか?
正座をしていてシビレがでたり重いものを持ってしびれたりというのは一時的なシビレなので短時間で自然になくなるので心配はありません。たとえば
指先の感覚がにぶくなった
首肩のこりがあって指にシビレを感じる
朝起きたとき手が動かしにくい
長時間歩けない
腰痛と同時に足にシビレを感じるこのような症状がある人は注意が必要になってきます。
-
手足のしびれにおける当院の考え
手足のシビレには様々な原因が考えられます。
主な4つを挙げたいと思います。
まず1つ目は脳梗塞、腫瘍といった手足のシビレです。最も危険な手足のシビレになります。脳による手足のシビレは同時に吐き気、頭痛、口が回らないといった症状も出ます。一刻も早く病院に行かないといけません。
2つ目は糖尿病の手足のシビレです。毛細血管による抹消神経の障害になるので足の指や裏にシビレがでます。ひどくなると指先にシビレが出たりします。
3つ目は筋肉による手足のシビレです。筋肉を使いすぎて緊張が強くなったり筋肉が張った状態が続いてしまうと、その周りにある血管や神経が筋肉によって圧迫されてしまう為シビレがおこります。
4つ目は骨の歪みによるシビレです。骨の歪み、骨盤、背骨はドーナツ状に1つ1つが重なってできている状態です。それがずれてしまうことで筋肉が固まりやすくなり血流が悪くなってシビレがおこります。
1つ目2つ目は病院に早く行くとが大事になってきます。
3つ目4つ目は整骨院で治していくことができます。 -
手足のしびれを放っておくとどうなるのか
手足のシビレを放っておくと血管、神経への圧迫が強くひどくなってしまいます。
ひどくなると起こる症状として背骨がゆがんで起こってしまうヘルニアです。ヘルニアは腰で起こると足にシビレが、首で起こると腕や手にシビレが出ます。
他にも胸郭出口症候群は鎖骨下動脈や腋窩動脈、腕の神経が圧迫されて腕や手のシビレが出てしまいます。
坐骨神経痛は腰椎のヘルニアによるものが多いですが坐骨神経の周りについている筋肉の圧迫によって起こるものもあります。
このような症状はひどくなると歩けなくなったり立てなくなったり(足の症状)、物が掴めなくなったり手をついて起き上がれなくなる(手の症状)といった状態になってしまいます。
最悪の場合、手術しなくてはいけなくなってしまいます。 -
手足のしびれの軽減方法
手足のシビレの改善方法として自宅でできるケアと整骨院で行うケアを紹介します。
自宅で行うことができるのは自分でマッサージしてあげる事です。1番最適なのは入浴時や入浴後の身体の血流がよくなっているときにマッサージすることです。
あとは筋肉が固まっている人は動かして柔軟性を出すことが大事になってきます。
その為には手の指や足の指を閉じたり開いたりする運動が簡単でオススメです!グーチョキパー運動でジャンケンの形をつくり、それを何回も繰り返すことで周りの筋肉が動いてくれます。
他にはご自宅でのストレッチで筋肉を動きやすくしてあげることが大事になってきます。
整骨院でのケアは筋肉を温めてあげることや筋肉をほぐしてあげること、骨を正しい位置に戻して筋肉にゆとりを持たせてあげるケアを行い、根本からシビレが出ないようにケアしていく方法があります。 -
お勧めする手足のしびれに効果的な施術メニューは?
整骨院では「温めてあげる施術」「ほぐしてあげる施術」「緩めてあげる施術」があります。
筋肉を温める施術として温熱療法があります。
その次に筋肉をほぐしてあげる施術で手技があります。
筋肉を緩める治療として鍼治療があります。鍼治療は筋肉を緩めて血流をよくしてくれます。ほかにも自律神経のバランスも整えてくれる一石三鳥のような治療です。
筋肉に柔軟性を持たせる施術として猫背矯正があります。猫背矯正は筋肉をストレッチして柔軟を取り戻す施術ですので手のシビレに対して効果的です。
骨を正しい位置に戻してあげる施術として全身矯正があります。人の基本の軸となる骨を1つ1つ戻してあげる事で筋肉にゆとりができ、柔軟性を取り戻し筋肉が動きやすくなります。 -
軽減するために必要な施術頻度は?
初めのうちは可能な限り毎日でも通っていただくと改善が早くみられます。
1回の施術でスッキリしてしまい、また悪くなるまで来られない方も多いのですが、長年の積み重ねから出ている症状は施術を重ねて脳に正しい位置を記憶させることが必要となりますので、間をあけずに通院していただきたいと思います。