股関節痛
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股関節は骨盤と大腿骨をつないでいる関節で、大腿骨の上端にある骨頭という部分は丸い球のような形状で、骨盤の寛骨臼にある臼蓋という受け皿のような部分にすっぽり収まる構造になっています。この骨頭と臼蓋の間には厚さ2~3mmの軟骨があり、骨同士がぶつからない様にクッションの役割をしてくれています。ですがこの軟骨が擦り減り、骨同士がぶつかる様になると以下の様な症状が出てきます。
日中歩いていると股関節が痛い
夜寝ている間に股関節が痛い
靴下を履きにくい
左右の脚の長さが異なる
股関節が動く範囲が狭くなる -
股関節痛に対する当院の考え
股関節にある軟骨は体重過多や使い過ぎなどの力学的ストレスによって関節のバランスが悪くなった事により擦り減ってしまいます。また、年齢が高くなれば誰でも多少は軟骨が減少します。股関節は、歩いたり、階段を上ったり、いすから立ったりなど日常のすべての動作をする為にとても大切な部分です。その為股関節が痛くなり動かせなると言うことは日常生活に於いて自分の脚で移動をしない生活を送らなければならないと言う事になります。なので、自分の脚で毎日を健康に過ごせる様にする為には脚のバランスをしっかりと整えて軟骨への負荷を軽減させてあげなくてはならない。
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股関節を放っておくとどうなるのか
股関節の痛みは軟骨の擦り減り具合を示しています。その為、痛みが出ているのに対して放置を続けると足の付け根から太ももに痛みを感じる事やお尻や膝まで痛むことがあります。また、足の長さが左右で違っている事や痛みなどで足を引きずりながら歩くので距離が制限されます。歩く距離が制限されたり動作に制限が出ると動かず、寝たきりになってしまう事が予想されます。その結果認知症や糖尿病などの生活習慣病になってしまったりと負の循環が始まってしまいます。
軟骨はすり減る事があっても筋肉や骨の様に元通りに治ることは有りませんなので大切にしなければならないのです。 -
股関節痛の改善方法
股関節痛は軽度の場合、股関節周りの柔軟性と筋肉量をつけることにより軽減させる事ができます。
柔軟性を高めるにはストレッチがオススメです。脚を開脚し親指を内側に入れながら4秒かぞえ、次に親指を外側に開きながら4秒かぞえます。これを1度に5〜6回繰り返します。慣れてきたら体を前に倒す様にして行きましょう。次に筋肉量は筋肉を鍛え関節への負担を減らす為にやりましょう。膝に痛みがない場合はスクワットを20〜50回程度やるようにし膝を曲げる際は姿勢が前かがみにならないように注意しながらやりましょう。痛みがある場合はプールで水中歩行をする様にしましょう。 -
股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
股関節痛の主な原因として左右の脚の長さの違いがあげられます。これは普段の私生活に於いて脚を組まれたり片足体重になる事で骨盤が傾いてしまう事が原因です。この脚の長さを整えてバランスを良くするためには下半身の矯正治療をしてあげるといいでしょう。当院の矯正治療は元バレーボール日本代表のチームドクター監修の施術なので安全ですし、効果もしっかりとでます。バランスが整った方には足の極みという足のアーチを形成する治療もオススメです。足のアーチとは土踏まずの事です。土踏まずは地面から衝撃を和らげてくれるクッションの役目を叩くしてくれる為なくてはならない存在です。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
矯正治療を受けると骨格の位置が整うので引っ張られていた筋肉が弛緩し体のハリ感やコリ感が無くなり関節にかかってしまっていた負荷が軽減します。その為体がスッキリし軽くなった様に感じたり、関節の可動域が上がるので歩行をした際に股関節のつまり感が無くなります。
足の極みはふくらはぎや足の裏にアプローチをする施術です。足の疲れが取れるのはもちろんのこと、アーチがしっかりする為地面からの衝撃を分散させる事が出来るので膝や股関節への負担が減らせます。 -
軽減するための施術頻度は?
当院の治療は受けて頂ければ効果はしっかりとでます。ですが人の体は変化を嫌います。治療を受けて良くなった体も変化を嫌い悪い姿勢の方へと戻ってしまいます。なので矯正などの治療をしても早い方で1日後遅くても1週間後には元に戻ってしまいます。なので初めは週に3回受けて頂き姿勢が安定してきたら週に1回は受ける様にして頂くのが一番理想の通院プランです。