悩みタイトル

起き上がる際に、背中に激痛が走りなかなか動くことができない。
背中に刺されたような痛みが走り、息を吸うとさらに痛んでしまう。
背中の片側だけが痛く、捻ったりするとさらに痛む。
日常的に動くときなどに背中に痛みが出てしまう。
長時間のデスクワークの後、立ち上がって背伸びなどをする際に痛む。
くしゃみなど背中に力が入る動作をする際に痛みが出てしまう。
体を伸ばしたり捻ったりするときに痛みが出てしまう。

ぎっくり背中に対する当院の考え

ぎっくり背中の原因は大まかに筋肉のこり固まり、運動不足、姿勢の悪さが考えられます。リモートワークや、外に出て運動をする機会が少なくなっていることにより、ぎっくり背中を患ってしまう方が増えているのではないでしょうか?
一度ぎっくり背中になってしまうと、完治した後も普段通りに身体を動かすのが怖いということや、完治したと思っても原因の解消が出来ていない為、またぎっくり背中を再発してしまうことも考えられます。なので当院の考えとしてはぎっくり背中を施術で軽減させることも大事ですが、ぎっくり背中になってしまう原因を解消することが一番なのではないかと考えます。

ぎっくり背中を放っておくとどうなるのか

ぎっくり背中は背中の筋肉や、筋肉を包み込んでいる筋膜という組織が破れてしまうことで起こります。いわゆる「肉離れ」のような状態で、縮こまった筋肉が急に引き伸ばされたときや、こり固まった筋肉に急激な力が加わったときなどに発生しやすいのが特徴です。
この状態を放っておくと筋肉や筋膜だけでなく、椎間板と呼ばれる背骨と背骨の間にあるクッションの役割をしているものにまで影響を及ばしてしまう可能性があります。そうなってしまうと痛みだけでなく、足が痺れるなどの神経症状が出るヘルニアになってしまう恐れもありますので、早めに医療機関に診てもらいましょう。

ぎっくり背中の軽減方法

ぎっくり背中になってしまう原因を解消することが大事になります。なぜぎっくり背中になってしまうのかというと原因として3つほどあり、「姿勢の悪さ」や「運動不足」、「筋肉の凝り固まり」などが挙げられます。
長時間におよぶデスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢を長く続けていると、次第に肩や背中の筋肉が凝り固まってきてしまいます。この凝り固まりが続いてしまうと姿勢の悪さに繋がっていき、身体のバランスが悪くなり、筋肉への負担になります。
そして筋肉疲労を招き、筋繊維の伸縮性が悪くなってしまうことで、ぎっくり背中を発症してしまいます。なので正しい姿勢を取ることを意識することが大事になってきます。

施術を受けるとどう楽になるのか

ぎっくり背中の急性期の方に勧めている「鍼施術」では、身体が持っている自己治癒力を高める効果があるので疼痛を和らげることができます。他にも前屈や後屈の可動域を上げることができ、打ってからすぐに変わるので患者様にも実感をしていただきやすいです。
「筋回復」や「筋膜ストレッチ」は、背中周りの筋肉、筋膜にアプローチをすることができるので、ある程度動くことができているときは筋回復、筋膜ストレッチで背中の柔軟性を向上させ可動域を上げるとともに、ぎっくり背中の再発防止に繋げることができます。

軽減するために必要な施術頻度は?

急性期で痛みが強い場合は、痛みがなくなるまで高頻度に通って頂いたほうがいいと思います。ある程度動けるようになりましたら週に2〜3回以上きて頂き、身体の可動域を上げていくと共に痛みが出る前と同じ状況になるまで施術を受けていただくことをお勧めしております。
そして治った後も週1回ほどのペースで来て頂き、姿勢を整えると共に再発のしない身体を目指していくことが大事です。