足関節捻挫
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運動中、歩いてる時に足を捻って痛みがあるけどどうしたらいいかわからない
歩く時、足を動かした時に痛みが出る
階段、段差などで足に体重、負荷がかかると痛む
足首周りが熱く感じたり、紫色などに変色、腫れてる気がする
足首を動かしにくい、または以前より動き緩い気がする
足を挫いてから時間が経ってるのに痛みがなかなか取れない
前に足を挫いてから繰り返し挫いたり、痛みが出やすくなってる気がする -
足関節捻挫に対する当院の考え
足関節捻挫を起こす原因は様々ですが、一番多い原因は運動中に足首を内側に挫いてしまうことです。また、歩いてる時など日常生活の中で挫いてしまうことも多いと思います。
足関節捻挫は足首を支えている外側の靭帯(前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯)を痛めることです。
捻挫した時に軽度のものですと数時間〜数日で痛みが引くことが多いです。
なので捻ったくらいだし歩けるから大丈夫などと軽い考えの方も多くないと思います。しかし、捻挫の中にも怪我の具合のレベルが3つあります。
I度⇨靭帯を少し痛めただけの状態で痛みが数時間〜数日で引く。
II度⇨靭帯を少し切ってしまっている(断裂)状態で足首が腫れがあり、押したり触ると痛みがある。テーピングなどで固定し、運動ができるようになるには数週間程度かかる。
III度⇨靭帯を完全に切ってしまってる状態で手術が必要なことが多い。運動ができるようになるまではリハビリなども必要になる為数ヶ月かかる。上記のことから足を挫いてしまった場合は軽症
、重症に関わらずまずは整骨院などに行き診てもらって施術してもらうのが良いと考えられます。 -
足関節捻挫を放っておくとどうなるのか
挫いてしまった後何もせず放置したり、ちゃんとした施術をして治さないと痛みが長く残ってしまう捻挫後遺残性疼痛というものになったり靭帯、筋肉が治りにくくなり、繰り返し挫き、ちゃんと関節を動かすことが出来ないので足首の軟骨が擦り減ってしまうことにも繋がります。
そのため、足根洞症候群という後遺症にもなりやすくなってしまいます。
足根洞症候群とは足首の骨や靭帯が損傷され、外くるぶしの近くにある足根洞という空洞に血が溜まったり炎症が起き組織が肥厚なるので長い時間立っていたり、平坦なところでも歩くのも難しい程の痛みなどを伴う症状のことです。なので上記でも書かせて頂いてるように捻挫しただけと考えずにしっかりと施術することをお勧め致します。
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足関節捻挫の改善方法
足関節捻挫の改善方法は痛めた時にまず真っ先に行うことはRICE処置です。
RICE処置とは
R(Rest)安静→動かさないようにする。I(Ice)冷やす→保冷剤、アイスノン、ビニール袋などに氷水を入れたもので約10〜15分程冷やす。
C(Compression)圧迫→足首を包帯などを巻いて圧迫しますがキツく巻きすぎて血流を悪くし変色、痺れが出ないように注意が必要。
E(Elevation)挙上→クッションやタオルを巻いたものなどで少し足を高くして痛めた部位の腫れや内出血を防ぐ。
このRICE処置をした後に整骨院などで鍼、電気などの施術を受けて頂くとより効果的に改善、治すことができます。
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足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?
足関節捻挫に対する当院での効果的な施術メニューのテーピング、鍼、HV(ハイボルト)、マイクロカレント、足の極みの5つをご紹介させていただきます。
・テーピング
緩んでしまった足首をテーピングで固定することにより足の動きを制限し負担を減らします。・HV(ハイボルト)、マイクロカレント
HV、マイクロカレントは電気になります。
人間の身体にも微弱ながら電気が流れているので同じ電気を流してあげることにより血流促進、治癒能力を高め、痛みを和らげます。・鍼
鍼を打つことによって身体が鍼を異物と捉え、血流を良くし痛みを緩和させることができます。・足の極み
足の極みはふくらはぎ、足首や足の指を動かしたり、特別なオイルを塗ることにより血流改善、負担の軽減、足の可動域を良くしますが捻挫に対する施術というよりは捻挫を治した後に足首をかばったりして負担をかけてしまったふくらはぎ、太もも周りのアフターケアと考えて頂ければと思います。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
上記で説明させて頂いた施術等を受けることにより痛みが軽減し、日常生活、歩いてる時、運動中でも痛みが出づらくなりスポーツをやられてる方でしたら復帰するまでの期間も縮めることができます。
しかし、施術を受けて楽になったからと言って過度に動いたり無理をしてしまうと痛みが戻ってしまうので注意が必要になります。その為、施術後、数日〜1週間くらいは先程も書かせて頂いたようにまずは安静にして頂くのが1番理想的です。
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改善するための治療頻度はどのくらいか
施術頻度や期間は怪我の具合やどのくらいの間隔で来れるかなど人それぞれ違います。
軽い症状の方でも大体1〜2週間程度、重い症状の方になれば数週間〜数ヶ月かかりますので、少なくても痛みが引き歩いても大丈夫になるまではなるべく間隔をあけずに来て頂くのが好ましいです。
最初の1〜2週間は毎日来て頂けるのがベストですがお仕事や学校などで難しい方もいるかと思います。
そのような方でも少なくても1週間に2〜3日の間隔で来て頂ければ少しでも早く治すことが可能ですので諦めずお身体を良くする為に一緒に頑張りましょう。